買ったぜ。購入者:わし(24)
決心
軽トラ欲しい!!
突然だが、俺は猛烈に軽トラが欲しい。
書いてる奴は今年の4月から広島県の南側 、瀬戸内海に面した広島市に住んでいるのだが、実家は広島県北の川の土手の下にある。
その間60㎞程度の𝒅𝒊𝒔𝒕𝒂𝒏𝒄𝒆であるため、シュー(週)...何回って感じじゃないんですけど、でも頻繁に帰りたくなっていしまう。帰りたくなったよ(いきすぎがかかり)。
しかしながら、雨の日にくさいやつで帰ると投稿者も濡れちゃう(濡れ場)し、なにより貴重なバイクが錆びてしまう。
また、実家でニートしてる小便やYSRくんを𝒏𝒆𝒘 𝒎𝒚 𝒉𝒐𝒎𝒆に拉致してきて、いじり倒してやりたくなったりもしてきた。
その為には、バイクを運べるでっかいスペースを備えてて且つ、屋根があって雨でもガンガン使える乗り物が必要だ。
そこで、対実家帰省用汎用屋根付きオートバイとして軽トラが欲しい(かなわぬ願い)...
買うわ(行動力の化身)
品定め
読者兄貴は軽トラと言われてどの車種を思い浮かべるだろう?
農道のポルシェ・サンバーか、それとも農道のNSXことアクティーか、はたまた農道のランエボ・ミニキャブか...
現在、軽トラは国内自動車メーカー8社のうち、ホンダを除く7社から販売されているが、その全てがスズキ・キャリイかダイハツ・ハイゼットのOEMとなっている。
つまり、新車で買える軽トラは実質2車種ということだ。
対して中古車であれば、ホンダの軽トラ・アクティーも出回っているし、サンバーやミニキャブも自社製のものが売られている。
おまけに新車よりも圧倒的に価格が安い。
ということで、中古車を探すほかに道はない。
どのクルマにしようか、よりどりみどりだ。
広島県民だし、マツダ謹製のポーターキャブにしよう。
ネットでポーターキャブを探すと、呉の店に丁度良さそうなのが2台あるではないか。
中古車屋とコンタクト
わい「ポーターキャブ1つください。(おやつ感覚)」
中古車屋「2つあるけどどっちがいい?」
わい「そんなん距離短い方に決まっとるやろ〇すぞボケ(距離走ってない方で)」
中古車屋「じゃオラオラ(現車確認に)来いよオラァ!」
why「わい?」
中古車屋「ずべこべ言わずに来いホイ」
ということで、何故か現車確認に行くことになった。
ネットで中古車買うときってそうなのぉ?
現車確認
わい「おじゃましまぁーす!」
店内に入るや否やお目当てのクルマを探すが見当たらない。
聞くと、別の保管場所に保管しているので、これから案内してくれるらしい。
事前に連絡してたのでスムーズに保管場所へと拉致られるチー牛。
いよいよポーターキャブとご対面だ。
工場と思わしき保管場所には、ポーターキャブが2台置かれていた。
片方は今回の本命、走行距離1万キロ台という奇跡のコンディションを保っている掘り出し物だ。
しかし、店主さん曰く、この走行距離が本当かどうかわからないらしい。
画像の通り、ポーターキャブのオドメーターは、桁が足りないため10万キロ以上の走行距離を表すことができない。
つまり、現在オドメーターに表示されている1万キロという数字が、そのまま1万キロを表しているのか、11万キロなのか、それ以上なのか分からないようだ。
ただ、車体の状態から、恐らく11万キロなのではないかと店主さんは仰っていた。
ところで、感の良い読者兄貴ならお気づきだろうが、もう一方の固体は走行距離が12万キロだと分かっている。
同じタイプのオドメーターを装備しているにも拘わらずだ。
これが何でかっつーと、整備記録が残っているからだそうだ。
どうやらこの個体、つい最近までここ呉の町で、畳屋さんに使われてきたものらしい。
それで整備記録簿などが残っており、素性がはっきりしているようだ。
その他、車体の状況など、2台のポーターキャブを比較しながら事細かに説明していただいた。
なるほど、これを説明したくて現確に呼んだのか...
正直な良い自動車屋さんだ。
じゃあそっちで(優柔不断)
買うの?
かいます!!!!
委任状にサイン
その際、購入者の記名と印鑑*2が押された委任状が必要になる。
現車確認のついでに記入して帰ろう。
必要書類の送付
登録手続き*3に必要となる住民票をお店に送る。
広島市ならコンビニで酒とつまみを買うついでに住民票を発行できるので、糞遊びの前にさっさと送り付けてしまおう。
納車
観光列車「etSETOra(エトセトラ)」で店舗のある呉へ
自動車屋からポーターの車検が通り、納車が可能になったと連絡があった。
すぐさま納車日を確定し、受取に向かう。(ホモはせっかち)
書いてる奴が住んでいる広島市から店舗のある呉までは、呉線に乗って1時間くらいかかる。
この区間には終末限定で観光列車も走っており、納車日はちょうど終末だったので乗車してみることにした。
呉到着!
自動車屋へ
なんやかんやあって自動車屋に辿り着いたのだが、我が愛車が見当たらない。
きっとまた例の保管場所に置いてあるのだろうと考え、店主さんに連れていくよう頼んだところ、まだ納車整備中であることが判明した。
聞くところによると、ドアに記載された畳屋時代のTNP名を消すのに手こずっているらしい。
夕方まで待つように言われた。
仕方がない、夕方まで時間を潰そう。
そして納車!
とうとう納車されました!
決心からここまで要した時間は1か月程度。
納車までの終末は雨続きで、実家に帰れないことが多かったので非常に待ち遠しかった。
ドア横の塗装が剥げてるのはご愛敬。
ここには先程までどっかの店舗の名前が書いてあったらしいのだが、その印字を落とすことに難儀し、やむを得ずサンドペーパーで強引に削ったらしい。
ま、購入価格的にヤフオク相場と同等くらいなんで気にしてない。
...
...
オイル上がってる!?
まとめ
- 軽トラックが欲しくなり、マツダのポーターキャブを購入してしまった。
- 手続きは 委任状へのサイン と 住民票の送付 だけの簡単なものだった。
- それでも購入決定から納車まで1か月くらいかかった。
- 連休前とかそういう車がほしくなる時、おいそれと買えるとは限らないので、自動車の購入は計画的に。