あらまし
2023年夏、人生初の海外旅行として韓国へ行ってきた。
愛車「R1-Z」と一緒に、だ。
前回の記事では下関から釜山まで、関釜フェリーの乗船記を紹介した。
今回は、釜山から東海まで320kmを一気に北上する。
↓前回記事↓
今回のルート
今日はは320kmをノンストップで北上する。
本当はもっとゆっくり観光したいのだが、諸事情により韓国滞在日数がなんと4日しかない。
さらに最終日ははバイクの故障などに備え予備日としている。
つまり、実質3日で、釜山から韓国最北端に位置する38度線のモニュメントを往復する必要がある。
もう距離ガバしかないじゃんかぁ...
トラップだらけの釜山市街
韓国の道路に出てみて最初に思ったのが、標識とか案内が全部韓国語なので、何言ってるか全くわからない。当たり前だが。
韓国の高速道路では、オートバイの走行を禁止している。
しかし、釜山市内の各所にトラップのような都市高速入口が仕掛けられている。
一応案内はあるようだが、全部韓国語なので当然読めない。
カカオマップでストリートビューを見て予習してきた甲斐があり、無事に釜山市街地を抜けることができた。
初給油
釜山を出て90kmの地点で、初めて給油を行った。
R1-Zくん燃費が悪いので、大体80kmスパンで給油しなければならない。
国内なら100kmぐらいまで攻めるけど。
異国の地でガス欠とか笑えないので、念には念を。
ガソリン価格は日本とあんまり変わんなかった。
給油機の操作は全部韓国語。
googleレンズが活躍する。
クレジットカードがうまく読み込めず手こずっていると、店員のおじさんが手伝ってくれた。
一応楽天カードは使えたが、接触不良か、何度も読み込む羽目になった。
他のスタンドでもうまく読み込めなかったので、あきらめて以降は現金支払いとした。
浦項から蔚珍までは快走路が続く
浦項の郊外以北は高速道路のようなバイパスが続く。
本日の走行距離は300km超え、一般道しか使えないので7時間近くかかる。
こういう距離稼げる系の道はつまらないが、今回みたいに時間がない時には非常に助かる。
浦項市街地を12時頃に通過し、15時頃には既に蔚珍を過ぎていた。
思ったよりいいペースだ。
今回の韓国ツーリング、以外と楽勝かも...と思い始めたチー牛だったが、この後悪夢に見舞われる。
下道はバンピーで跳ねまくる
先述したが、基本的に韓国の高速道路ではオートバイの通行を禁止している。
そして今チー牛が走っている国道7号線バイパス、蔚珍を過ぎたあたりで無料の高速道路に化ける。
つまり、チー牛はこのままバイパスを走り続けることができないのだ。
...仕方なく一般道に逸れることにした。
まぁ交通量も少ないし、それなりの速度で走ればいっか、と思った瞬間、チー牛のお股をつよい衝撃が襲った。
路面にバンプが設置してある。
その瞬間全てを悟ったチー牛は、かしこいのでバンプの手前で速度を落とすことにした。かしこい。
ただ、ときどきバンプに擬態した普通の道路があってクッソ腹立つ。
韓国で初めて通過するラウンドアバウト。
日本ではあまり見ない。
信号がないのでストレスフリーだが、手前には例外なくバンプが設置されているので、必然的に徐行を強いられる。
本日の目的地「東海(トンへ)」に到着
そんな感じで韓国の田舎町をゆっくり流し、本日の目的地「東海(トンへ)」に到着した。
今日はお昼とか食べずに走りっぱなしだったのでお腹が空いた。
まずは晩御飯としゃれこもう。
本日チー牛がチョイスしたのは水冷麺(ムルレイミョン)。
チー牛なら大人しくチーズ牛丼食ってろって?うるせぇ!!
8月の日差しの中を走り、火照った体を冷たい冷麺が冷やす。
なんかスープの味が凄い薄かったんだけど、あれ調味料で味を調整するタイプの料理だったらしい。
そんなことはつゆ知らず、味の薄いスープを全て飲み干してしまった。
満腹。
その後は韓国のホームセンター的な店に突撃した。
2サイクルオイルあったら買っていこうと思ったけど、なかった...
韓国では2スト、人気ないのかなぁ...
その後はホテルに戻り、ずーっとテレビを見て過ごした。
韓国の衛星放送は優秀で、ANIPLUSというチャンネルで日本のアニメを垂れ流している。
朝まで視てた。マジで。
その3に続く
おまけ:チー牛の韓国車紹介コーナー
1.現代 ポーター
韓国ではこのクラスのトラックを利用した輸送が盛んなようだ。
すれ違う車の2/5はこんなのだ。
2.起亜 ボンゴ
1.の起亜版。多分兄弟車。
ポーターもそうだけど、どっかで聞いた名前なんだよな...
3.スズキ キャリイみたいな奴(大宇 LABO)
スズキ キャリイによく似ている。