2023年夏、人生初の海外旅行に行ってきた。
愛車「R1-Z」と一緒に、だ。
今回は愛車と韓国へ渡航する際の手続きについて、実際に体験してきた私、チー牛星人が解説する。
まずは必要書類を揃えよう
パスポートを取得しよう
オートバイや車で韓国に行く場合であっても、当然パスポートが必要だ。
また、今後の手続きでも何かと必要になるので、まずはパスポートを取得しよう。
パスポートを取得するためには必要書類を持参し、各地域ごとに指定された場所で手続きを行う必要がある。
チー牛は広島市に住んでいるので、広島市旅券センターで手続きを行った。
「どこで手続きすればいいかわからない!」という読者兄貴は下記ページを参照のこと。
手続きに必要な書類は以下の4つだ。
- 戸籍謄本
- 証明写真(縦45mm x 横35mm)
- 本人確認書類(運転免許証)
- 手数料(10年用で16000円)
また、住民票のある市区町村以外にある窓口で申請する場合、以下の書類が必要な場合がある。
- 住民票の写し
手続き後、発給されるまでに1か月程度くらいラグがある。
韓国ツーリングが決まったら、余裕をもって申請しよう。
車検証(または軽自動車届出済証)を用意しよう
車両の渡航手続きの際に提示する。
基本的にはお手元にあるはずなので、ないって人は再発行しよう。
また、車検証を用意する際、以下2点を確認する。
国際免許を取得しよう
韓国で車やバイクを運転するなら、国際免許が必要だ。
以下の必要書類を持って、各県ごとに決められた場所で発行手続きを行う。
- パスポート
- 日本国内の運転免許証
- 写真(縦45mm x 横35mm)
- 手数料(2350円)
取得の際、ちょっとした注意点がある。
詳細は↓の記事を参照のこと。
登録証書を取得しよう
車両の航送手続きの際、登録証書の提示を求められる。
取得には、必要書類を持参し、ナンバーを発行した陸運局まで出向く必要がある。
チー牛のR1-Zは名古屋ナンバーなので、そのためにわざわざ名古屋まで行ってきた。
こちらも詳細は後日別記事にて紹介したい。
手続きに必要な書類は以下の通りだ。
- 車検証(または軽自動車届出済証)
- パスポート
- 自賠責保険証の原本(チー牛はコピー持ってって危うく手続きできないとこだった)
- 旅行計画書
旅行計画書は、日程と現地での滞在都市名が記載してあればよい。
少なくとも、チー牛のときはそうだった。
フェリーと宿を押さえよう
宿を予約する
韓国ツーリングに行く場合、宿は早めに予約しよう。
というのも、書類の取得手続きやフェリーの予約の際、なにかと滞在先を聞かれるのだ。
適当なビジホでいいんで、さっさと取得してしまおう。
チー牛はExpediaを使って予約した。
フェリーを予約する
オートバイや自動車を韓国へ航送する場合、フェリーが最も一般的なようだ。
日本と韓国を結ぶ国際フェリー航路は、以下の3路線がある。
チー牛は今回関釜フェリーを使ったので、その前提で解説する。
関釜フェリーに電話しよう
乗船日程が決まったら、関釜フェリーへ予約の電話を入れる。
電話番号は関釜フェリーのHPに記載がある。
乗船の2か月前から10日前までの間で予約ができる。
オートバイの場合、往復の運賃は二等室利用で48,000円と、手続き代金など諸費用が6,000円だった。
運賃も関釜フェリーのHPに記載がある。
必要書類の電子データを送付しよう
予約完了後、以下の必要書類をスキャンし、電子データとして送付する。
- パスポート(旅券番号が記載されているページ)
- 車検証(または軽自動車届出済証)
- 国際免許証(顔写真があるページ)
- 登録証書
- 車両航送申込書
上4つの取得方法は、こちらで解説している。
車両航送申込書については、関釜フェリーのホームページからフォーマットを入手できる。
記載して送付しよう。
これだけは持っていこう
コンセント変換プラグ
スマートフォンやカメラの充電など、旅先では必ずコンセントを利用する。
しかし、日本と韓国では電源プラグの形状が異なるため、変換プラグを用意しよう。
また、韓国内では2種類のプラグ形状が混在している。
そんなに嵩張る物でもないので、両方の変換プラグを用意していこう。
現金(ウォン)
韓国について真っ先にやることは、自動車保険への加入である。
通貨の両替や、simの申し込みよりも先に、である。
自動車保険の加入には大体300,000ウォン~700,000くらい必要(渡航する車両の排気量や重量、滞在日数によって変化する)なので、それくらいの現地通貨を用意していこう。
両替は日本国内の銀行や、両替所でできる。
現地sim
スマホなしで保険加入手続きを乗り切るのは中々難しい。
ので、予め現地で使えるsimを用意しておこう。
また、現地でバイクが故障した際など、トラブルの際は何かと電話を使うものだ。
電話番号付きのものを購入するのをお勧めする。
現地simはAmazonとかで購入できる。
チー牛は↓を買った。
googleレンズ/google翻訳
韓国語が話せない兄貴にとっては必携のアプリ。
特にセルフスタンドでの給油の際、必ず必要になる。
なぜなら、給油というのはライダーであれば避けて通れないうえ、給油機の表示はハングルのみだからだ。
こういう時、googleレンズをかざせば自動で日本語に訳してくれる。
また、google翻訳を使えば、現地の韓国人と辛うじてコミュニケーションが取れる。
google翻訳/レンズには、言語パックのダウンロードという機能がある。
この機能を使い、予め韓国語と日本語の言語パックをダウンロードしておくと、オフラインでも使用できるようになる。
何かのトラブルで通信ができなくなった場合に備えよう。
ナビアプリ
韓国ではgoogleマップのナビ機能が使えないので、現地のナビアプリを入れていこう。
韓国内のナビアプリとしては、以下の2つがメジャーである。
韓国ツーリング録はこちら!
最後に
この記事では、韓国ツーリングにあたり最低限必要な手続きを紹介した。
この他にも、読者兄貴が どこへ行くか / 何に乗っているか / 何をしたいか などによって、持ち物や手続きが増える場合がある。
そういう手続き含め、海外ツーリングの楽しみだと思っているので、是非自分で調べてやってみて欲しい。
最後に...
よい旅しようぜ!